麻雀(マージャン)のプロリーグ戦「Mリーグ」は2日、セミファイナルシリーズの最終日を迎え、優勝チームを決めるファイナルシリーズに進む上位4チームが決まった。2位の風林火山はセミファイナルで過去最高の520・5ポイントを獲得した。昨季の優勝チームで、2018年のMリーグ発足以来ファイナル進出を続けてきたアベマズはここで姿を消した。
- 躍進した風林火山、キーパーソンの二階堂亜樹が語り続けた「弱さ」
6日に開幕するファイナルに出場するのはパイレーツ、風林火山、サクラナイツ、ドリブンズ。各チーム16試合を戦い、優勝チームを決める。いずれも過去に優勝を経験しているチームで、Mリーグではまだ達成されていない2度目の優勝がかかる。
パイレーツはレギュラーシーズン、セミファイナルと1位通過を続けていて、ファイナルを制すれば史上初の「完全優勝」になる。
風林火山は、レギュラーシーズンでは終盤までビーストなどとセミファイナル進出をかけて争う位置にいたが、セミファイナルで20試合中10試合トップと躍進。6試合で4試合トップを取る活躍を見せた二階堂亜樹選手は「チームの調子が良く、振り切っていけた。ファイナルでは、終わったあとに自分が納得できる麻雀を打ちたい」と意気込んだ。(前田健汰)